こんにちはマースです
今回は私がマレーシアのMM2Hを取得した方法と当時(2017年~2018年)の金額について紹介します
MM2Hについては下の記事で紹介したので参照してください
MM2Hは複数の手続き代行会社があり、私も代行会社(コンサルタント)に依頼して取得しました
会社に勤めていたため、申請にマレーシアへ行ったり、移民局で手続きしたりといったことが、自由にできないので代行に頼みました
事務所が東京にあるJMマイセカンドホームコンサルタンシー㈱さんに依頼しました
クアラルンプール事務所が日本人会のビル内にあり、移住者たちとのコンタクトも取りやすいです
実際手続きもスムーズで、手慣れているので安心して任せられました
残念ながら現在は休業中の様ですが、代表の方とはホームページから連絡が取れます
マレーシア MM2Hビザ&ロングステイ(長期滞在)・移住の専門店 | JMマイセカンドホーム・コンサルタンシー株式会社 (jmmysecondhome.com.my)
会社に勤めながら、リタイアメントビザが取れるのは、うれしいことです
ですが実はビザ取得申請が次のよう書類が必要なため、会社に勤めている間でないと取得が難しいのです
1. 直近1年分の課税証明書または源泉徴収票原本
基準額は1万リンギット(1リンギット=約27円)/月なので、月約27万円以上の収入が必要です
年金額が足りていれば退職後でも問題ありませんが、私たち世代は65歳から受給でMaxに厚生年金を払っていても月21~22万円程度になりますので確定拠出年金等で補えないと不足します
このために、私たち夫婦は現役のうちにビザを取得する道を選びました
さらに、現在マレーシア政府は条件を引き上げようとしているので、さらに退職後では難しくなる可能性が高いです(条件変更のために、現在は申請受付を中止しています)
2. 過去3か月の資産証明
マレーシアでの生活が問題なくできる資産があることを証明するための証明書です
英文で用意する必要があるので、都市銀行など大手銀行に基準額以上の預金、投信、株券が3か月以上保有されていることが必要となります
基準額は次の通りです
50歳以上 35万リンギット(=約933万円@2021/7/6時点by Yahooファイナンス)
50歳未満 50万リンギット(=約1333万円@同上)
結構な金額ですが、リタイアメントビザでは就労できないので、働かなくても安定して生活できることが条件となりますよね
この基準額も、現在マレーシア政府は引き上げようとしている模様です
これら資産、収入に関しては、マレーシア政府から給与支払者や銀行に確認をされても良い旨の宣誓書も提出するので、慎重に対処が必要です
それ以外は英語で書類を作成する必要がある以外は、ハードルは高くありません(コンサルタントが英文で書類を作成してくれます)
3. パスポート関係
・パスポート申請サイズのカラー写真 4枚
・パスポートの全ページのコピー
・パスポートと所持者(申請者)が同一人物であることの証明書
私は移住者用の申請書類に詳しい国際行政書士さんを、コンサルタントに教えてもらいお願いしました
4. 戸籍謄本(原本)
夫婦一緒に申請しました
英文はコンサルで翻訳してもらいました
5. 最終学歴および過去10年間の職歴書
日本語でもいいので、コンサルタントに提出すると翻訳してくれます
私は、大学の卒業証明書(英文)と会社で海外Job用に作成したResumeを流用しました
最終の会社での役職や住所も必要です
6. 健康申告書
既定のフォーマットに各自記入します
既往症、障害有無の確認があります
多分、長期にマレーシアに滞在できるかの判断がされるのだと思います(個人の考えです)
7. 無犯罪証明書(犯罪経歴証明書)
住んでいる都道府県警察署で申請します
受け取りは申請後1週間から2週間必要となり、郵送不可なので2回行く必要があります
免許の更新以外で初めて警察署に行きました
初めにマレーシア観光省へ提出する書類・証明書は以上です
コンサルタントにマレーシアで提出してもらい、仮承認のレターを受領してから本申請します
仮承認のレター受領まで3~4か月の予定でしたが、この年は手続きが滞りがちで7か月ぐらいかかったと記憶しています
ここまでにかかった費用はすべて税込で次の通りです
コンサルタント料金:190,000円 夫婦でも1人でも同じ
資産証明書が英語で取得できなかったので、翻訳をお願いしました
翻訳料:4,500円
パスポートの証明書:5,400円
パスポート用写真:800円x2人
預金・信託残高証明書:220円
戸籍謄本:450円
卒業証明書:94円切手
もちろん役所に行く交通費やコンサルタント事務所に行く交通費は別途かかっています
通勤しながらだったので、必要書類を整えるために、4か月ぐらいはかかっています
この後本申請時にマレーシアで払う費用が必要です
また、一定額をマレーシアの銀行にMM2H用定期預金として預ける必要があります
次回、本申請に必要な費用と手続きを紹介します。
日本人会の中心的な役割を担ってこられた坂本さん夫婦が出版した本をリンクに張り付けておきます
興味がある方はお読みください
マレーシアに定住でご褒美人生/阪本恭彦 Honya Club.com PayPayモール店 - 通販 - PayPayモール (yahoo.co.jp)
最後までお読みくださりありがとうございました
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